沖縄県花でもあり、島唄の歌詞にも登場するデイゴの花。デイゴが持つハッピーな意味を持つ花言葉とともに、今すぐ使える豆知識をご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
デイゴの花言葉には希望に満ちた3つのハッピーな意味がある
夢・活力・生命力
春から初夏にかけて赤い花を咲かすデイゴ。その鮮やかなカラーにぴったりの花言葉は、夢・活力・生命力。
古くから沖縄の人々の心に根ざし愛されてきたデイゴにぴったりですよね。
ちなみに近縁種で鹿児島県の県木であるアメリカデイゴの花言葉は、優雅・愛らしさ・清純・喜び・優美・素直。
どちらも前向きでハッピーな意味を持っているんですよ。
でいごの花には不吉な意味もある?!
でいごの花と検索すると、前向きで希望に満ち溢れた花言葉とは相反する「不吉」との文字が。その真相に迫ります。
でいごの花が満開になると災害に見舞われる
琉球三大名花のデイゴの開花時期は4~5月で、その年により花の咲き具合が異なります。沖縄では、デイゴの花が美しく咲けば咲くほど台風が多く来る年と言われています。
あの有名な「島唄」の歌い出しにも「でいごの花が咲き風を呼び嵐が来た でいごが咲き乱れ風を呼び嵐が来た」という歌詞があるほど。
この言い伝えから、デイゴは不吉だという噂が広まってしまったのでしょう。
デイゴは沖縄の象徴として愛されている
不吉な迷信があるとはいえ、希望に満ち溢れたハッピーな花言葉を持つデイゴの花。
県花として街のあちこちで栽培され、かりゆしウェアややちむんなど沖縄を象徴する伝統工芸品の柄としても採用されたりと、人々とともに歩み、寄り添ってきました。
琉球大学に合格すると「でいご咲く」?
昭和30年代から平成初期にかけて大学入試の合否の伝達手段として用いられた合格電報。合格した際に一般的なのは「サクラサク」ですが、琉球大学では合格すると「デイゴサク」だそうです。
いかにデイゴが愛され、身近な存在であったことが分かります。
まとめ
デイゴの花言葉は夢・活力・生命力。パワーがみなぎるような素敵な花言葉を持つデイゴは、沖縄の街路樹や公園樹として栽培されているので訪れた際はぜひチェックしてみて下さいね。
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