沖縄の食卓には欠かせない調味料「コーレーグース」。沖縄そばに入れて食べるとピリッと美味しいですよね!
「コーレーグス」「コーレーグースー」などと表記されることもあるこの調味料は島唐辛子を泡盛に漬け込んだもの。アルコール分高めの泡盛を使用しているだけにアルコール度数がどれくらいなのか気になったことはありませんか?
しかもこれを摂取して飲酒運転で捕まった人もいるらしいんです。そんな気になるコーレーグースのアルコール濃度や飲酒運転になるかどうかなどを調べてみました!
沖縄の食卓に欠かせない存在、コーレーグースのアルコール度数って?
気になるコーレーグースのアルコール度数は…
コーレーグースは、沖縄県では自家製のものを作っている人も多いそうです。島唐辛子をよく洗い、乾燥させたら泡盛に10日~1か月ほど漬けて完成です。
泡盛は古酒(泡盛を3年以上熟成させたもの)を使うととても風味の良いものができますよ。泡盛は一般的には20~30度のものが多いですが、なかには60度(!)もある花酒という泡盛もあります。
というわけでコーレーグースのアルコール度数は使う泡盛次第!
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ここで改めておさらい♪沖縄の家庭の必需品!コーレーグース
沖縄の食堂の片隅には必ずと言っていいほどこの卓上調味料が置かれています。
コーレーグースは沖縄そばと相性が良いのはもちろん、チャンプルーやイリチー、味噌汁に、刺身のつけ醤油にわさびの代わりとして、餃子のタレにラー油のように落として…など、かなり汎用性がある調味料なんです!
個人的には餃子に付けるのをやってみたい…酢+コーレーグースやポン酢+コーレーグースなどで食べても美味だそうですよ♪
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コーレーグースのアルコール分のせい?飲酒運転で捕まった人がいるってホント?
コーレーグースのアルコール分のせいで飲酒運転で捕まった人がいる?
先述の通りコーレーグースには泡盛そのものが使われています。そこで気になるのがコーレーグースを摂取したあと車の運転をしてもOKかどうかということではないでしょうか?
20~30度(下手したらそれ以上の)泡盛を使った調味料…心配になりますよね、
沖縄タイムスによると、こんな事件が過去にはありました。
コーレーグースのアルコール分のせい?飲酒運転で捕まる事件が発生していた!
2019年5月16日“酒気を帯びた状態でバイクを運転したとして、自称17歳の沖縄市に住む会社員を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した”とあり、
この少年は調べに対し「コーレーグースをそばに大量に入れて飲んだ」と容疑を否認しているのだそうです!
しかも2018年6月にも“対向車の運転手らにケガを負わせ逮捕された容疑者の男性が「コーレーグースは飲んだが酒は飲んでいない」と容疑を一部否認”しているという事件を起こしているのだとか。
逮捕容疑は16日午前9時5分、沖縄市照屋で酒気帯び状態でバイクを運転した疑い。同署によると、男性が運転するバイクと乗用車が衝突する物損事故が発生。現場に訪れた警察官が調べたところ、同容疑者の呼気から基準値の2倍のアルコールが検出された。
酒気帯び運転でのコーレーグースを巡っては、昨年6月に名護市で発生した酒気帯び運転による事故でも、対向車の運転手らにけがを負わせ逮捕された容疑者の男性が「コーレーグースは飲んだが、酒は飲んでいない」と容疑を一部否認していた。
引用元:沖縄タイムス
コーレーグースを“飲んだ”と言っている点で通常ではない気がしますが…。
とは言え世の中には尋常ではないくらい辛い物好きな人も確かにいます。以前テレビで女優の遠野なぎこさんがサラダに七味唐辛子を2本(!)かけると仰っていて驚いた記憶が。
それはさておき、コーレーグースを多めにかけてしまったら飲酒運転として捕まってしまうこともあるのでしょうか?
コーレーグースのアルコール分が心配!飲酒運転になってしまうの?
コーレーグースを摂取した後アルコールチェックしてみると…
酒気帯び運転は、呼気(吐きだす息)1リットル中アルコール濃度が0.15㎎以上検出された状態のこと。
それではコーレーグースをどれだけ摂取すると酒気帯び運転になってしまうのでしょうか。
あるサイトによると37.5ml(ペットボトルのふた約4~5杯)でアルコールチェッカーで0.15mgのアルコール濃度が検出されたそうです。
今回の検証は少しずつコーレグスを飲んでいき、どれくらいコーレーグスを飲んだらアルコール濃度が0.15mlになるのか、で検証を進めていこうと思います。(中略)
ペットボトルのキャップは2杯で大さじ1杯分(15ml)なのだそうです。とりあえずペットボトルキャップ1杯分、7.5mlから始めます。
(中略)
結果:0.15ml。
一旦水で口をゆすいで、再度アルコールチェックをしてみました。結果は0.10ml。口の中をよくゆすがないと高い値がでてしまうみたいです。
(中略)
実験ではペットボトルキャップ5杯分(37.5ml)コーレグスを使うと酒気帯びになることが判明しました。
引用元:https://www.dee-okinawa.com/topics/2013/05/kore-gusu.html
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コーレーグースは常識の範囲内での摂取であれば運転しても問題なし!
37.5ml…辛党だったらそれくらいの量いけてしまうのでは?と一瞬思いましたが通常は1~2適、ドバドバかけるといっても7.5ml(ペットボトルのふた1杯)も入れたら充分、辛い。
37.5mlも入れたら沖縄そばの味ではなくなっているはずです。
前述の飲酒運転で捕まった人のように大量に“飲んだ”ら捕まることもあるでしょうが、普通はこれを大量に飲むなんてことはしませんよね。
どんな罰ゲームかという辛さです。
常識の範囲内での使用ならば酒気帯びで捕まることはありません。
【要確認】コーレーグースのアルコール度数は?飲酒運転になるの?まとめ
コーレーグースのアルコール度数は漬け込む泡盛の度数により変化しますが、多くのものは20~30度。体質や個人差はありますが数滴の使用であれば飲酒運転で捕まることはありません。
子供や妊婦さんなどでも1~2適の使用であれば問題はありませんがどうしても心配な人には泡盛の代わりに酢で漬け込んだ“コーレーグー酢”なるものも販売されていますよ!
安心して美味しくコーレーグースをご使用ください♪参考になれば幸いです。
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