ヘチマと言えば観賞用や化粧水、ヘチマたわしなどは聞いたことがあると思いますが、なんと食べることもできるって知っていましたか?
そこで今回はヘチマをどのようにして食べることができるのかや、旬の時期などを調べてみました!
ヘチマの実や種が食べられるって本当?どうやって食べる?
ヘチマは沖縄ではゴーヤと並ぶ夏野菜の代表格!
ヘチマを小学生の頃に栽培したことがある人も少なくないはず。
花は咲くけれどそんなにきれいってわけでもないし、実はなるけれど食べられるわけでもない(と、当時は思っていた)し、子供ながらにシュールな植物だなぁ…なんて思ってました(笑)
管理人は沖縄好きになってから知りましたがヘチマはナーベーラーと呼ばれ、沖縄ではよく食べられているんです!
ゴーヤと同じくらいにポピュラーな夏野菜なんですよ。日本では他に鹿児島でも食べられています。
▼instagramヘチマの写真
ヘチマの食べ方は?実だけじゃなく種も食べられる?
ヘチマは食用には開花から2週間ほどの若い実を食べます。日が経ちすぎてしまうと繊維が多くなり食用には向かなくなるので注意。
十角糸瓜(トカドヘチマ)という食用に向いている繊維のあまり発達しない品種もあるようです。
若い実だとヘチマは種も食べられますよ。
味噌煮で食べることが多く、ナーベーラーンブシーとも呼ばれています。他にも炒め物やみそ汁などの汁物、シチューやカレーなどに使われることも。
ナスによく似た食感で、まろやかな甘みがあるヘチマはクセがないので意外と使いやすい食材なんです。
▼instagramヘチマ料理の写真
ヘチマの味噌煮の作り方
大手料理サイトには「へちま」で検索すると400以上のレシピが投稿されています。なかでも管理人イチオシの、へちまの味噌煮のレシピをご紹介します。
・へちま 2本
・スパム 1缶or半分
・木綿豆腐 1丁
・味噌 大さじ2
・みりん、酒、水 大さじ2
②1cmほどの大きさでカット。
③カット後、水でアク抜きをします。(5分程度)
④その間、木綿豆腐(水切りします)、スパムを好きな大きさでカット。
⑤油はスパムから出るので、フライパンに何もひかずに、スパムを炒めます。
⑥アク抜きしたヘチマをスパムの入ったままのフライパンで炒めます。
⑦火が通ったところで、味噌、みりん、酒、水の合わせをいれ、豆腐も入れて蓋をし煮込みます。
以上です。
引用元:https://cookpad.com/recipe/1892304
ヘチマを美味しく食べるコツはピューラーでしっかりと皮をむくこと。トロトロの歯触りがとても美味しいのでぜひ一度試してみて下さいね。
▼instagram ヘチマの味噌煮の写真
この投稿をInstagramで見る
ヘチマの栄養価や旬の時期は?どこで買える?
ヘチマの栄養価は?
ヘチマにはビタミンCや葉酸・カリウム・リン・カルシウム・食物繊維が含まれていますがそのほとんどが水分。
なのでカロリーも低く,ヘチマ1本で約40kcalほど。低カロリーなので女性には嬉しい食材と言えそうです!
体の熱を取り除いてくれる効果や便秘の解消、痰や咳を鎮める効果もあるそうですよ。
▼instagram へちま料理の写真
ヘチマの旬はいつ?
インド原産でウリ科のヘチマ。旬の時期は7~9月です。熱帯気候原産の植物なだけにやはり旬は夏。
ただ、ハウス栽培もされていますのでほぼ一年を通して手に入れることは可能です。
▼instagram ヘチマの写真
ヘチマはどこで手に入る?
沖縄県南風原町は食用ヘチマの生産量が日本一。こちらで生産されているものは「はえばる美瓜(びゅうりー)」と呼ばれ、地域ブランドとして発信しています。
沖縄のスーパーや青果市場では夏場はヘチマを手軽に手に入れることができますが、県外ではほとんど見かけることもないですよね。
わしたショップなど全国展開している沖縄アンテナショップに置いてあったり、通販であれば楽天やアマゾンで見かけましたので気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
▼instagram 「はえばる美瓜(びゅうりー)」の写真
沖縄に行ったら食べてみたい!美味しいヘチマ料理が食べられるお店をご紹介♪
あやぐ食堂
ボリューム満点の沖縄の家庭料理が格安で食べられるとあって、うちなんちゅーにも愛されているお店です。時間帯によっては行列ができることも。
夏限定の「へちまの味噌煮」はちょっぴり濃いめの味付けでお箸がどんどん進んじゃいます!
▼instagramとtwitter あやぐ食堂の写真
那覇食堂巡り。今日は「あやぐ食堂」に初めて行ってみました😺
ゆいレール首里駅で下車し沿線を300メートルくらい北に行った所にあります。
ナーベラーが食べたかったので「へちまの味噌煮」(620円)食べました😃
味クーター(味濃い)ですがマイウーでした😄 pic.twitter.com/FOVKCiirba— ケンケン (@kenken1510) October 24, 2019
店名 | あやぐ食堂 |
住所 | 沖縄県那覇市久場川町2-1281-1 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
電話番号 | 098-885-6585 |
定休日 | 水曜 |
味処なかゆくい
座敷や掘りごたつがあり、家族連れにもおすすめのお店です。定食にはメインのおかず以外に小鉢が付いてくるのも嬉しい。
お弁当販売もしていますよ。
何とこちらのお店のご主人は以前「ナーベーラー」というお店をやっていたそう…!そんなご主人のつくる「ナーベーラー味噌煮」はお店の人気メニューです。
▼instagram 味処なかゆくいの写真(ナーベーラ―の写真は見つからずごめんなさい)
店名 | 味処なかゆくい |
住所 | 沖縄県名護市宇茂佐の森5丁目1-2 |
営業時間 | 11:00~14:00(ランチ)、17:00~時間なし |
電話番号 | 090-7157-0458 |
定休日 | 日曜 |
ヘチマは食べられるって本当?まとめ
ヘチマは沖縄ではゴーヤに匹敵するくらいよく食べられている夏野菜。食用には若い実を食べるのがポイントですよ。
沖縄県外でもアンテナショップや通販で入手可能なので気になった人はぜひチャレンジしてみてくださいね。
※新型コロナウイルスの影響により、店舗の営業時間・定休日など変更の場合あり。来店される際はあらかじめお問い合せをお願いします。
コメント